ベルリン映画祭報告。
2月10日から20日まで、ドイツのベルリンで開催されたベルリン映画祭(カンヌ・ベネチアと並ぶ世界3大映画祭)。今年は55回目をむかえ、世界52ケ国が参加、上映作品も343作と過去最高になりました。
賞を競うコンペティション部門には21作品が参加し、最優秀作品賞の金熊賞のはオペラ「カルメン」を描いた南アフリカ映画『U-カルメン・イン・カエリージャ』が選ばれました。
『NITABOH』が参加したヨーロピアンフィルムマーケットにも過去最高の500本の出品があり大盛況でした。
フィルムマーケットでの『NITABOH』の上映は初日の10日と16日の2回。前日現地に入ったスタッフは、いろいろな手続きを経て映画館を下見、当日に備えました。
映画祭の間、ベルリンのポツダム広場近くの一角は映画一色の街となり、周辺の22の映画館では、毎日朝9時から夜10時ごろまで、10日間で500本以上の映画上映があり、世界各国から駆けつけた映画ビジネスに関わる人々や映画ファンで埋め尽くされます。
どこを歩いても、映画祭が用意した書類の入った赤いかばんを肩からさげた人とすれちがう〜といった感じの街です。
ちょうど同じ頃に、アメリカで開催されていたフィルムマーケットが、今年から秋の開催に変わったこともあって、世界中の映画関係者がベルリンに集中!フィルムマーケット会場はじめ、映画館も人でごったがえす状況でした。 ワオが出展した、フィルムマーケット内のJAPANブースでは、松竹や東映、TBS、ポニーキャニオンといった会社も自社制作の映画やビデオをもっての出展。
たくさんのバイヤーが映画・ビデオの買い付けに訪れ、ワオでも多くの交渉が行われました。
上映翌日には、ドイツ新聞の取材を受け、デンマークやドイツのハンブルグからは映画祭への出品要請のお話が。。。
また、チェコの音楽をメインにした映画祭に出品しないかとのお話も。
日本からの出品は初めてということで、『NITABOH』の音楽がすばらしいとのことでした。
アメリカのバイヤーからは、北米・カナダでのビデオDVD販売の交渉もありました。
朝からマーケット終了時刻まで、毎日ブースに詰めきりのワオのスタッフ。
一方で、この間世界の映画を観ることもできるので、ぶ厚い上映スケジュール本から、ファミリーで観ることのできそうな映画をピックアップ。
西澤監督や村上プロデューサー以下、手分けしてドイツやフランス、タイやスペインなど、また、ふだん機会のないスウェーデンやマケドニア、カザフスタンなどの映画を観ることにも時間を費やし、ワオの映画づくりの本質でもある、家族で観れる良質な映画を探しました。
どれも、とてもしっかりといい映画をつくっているなという印象で、今後は買い付けをすることも想定できると意見が一致。充実した時間でした。
5日間ベルリン市内どこへも行かず、毎日ホテルと会場の往復でしたが、ベルリン映画祭に参加し、その中にいること、少しでも『NITABOH』をアピールできたこと、そのことに素晴らしく喜びを感じながら、全員帰路についたのでした。
滞在中、予想に反して意外と暖かい日々だったのですが、帰る日雪でベルリンからの飛行機が遅れて、フランクフルトからの日本への直行便に乗り継げず、東京へは北京経由、大阪へは上海経由でかえることに・・・・・・。
予定より12時間遅れの日本到着、みなさんお疲れさまでした。
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